くろまめマスターのブログ

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初心者脱出!当たり前すぎて(?)誰も教えてくれない、サーフィンを楽しむために絶対必要な話⑨「テイクオフについて」

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こんにちは、くろまめマスターと申します。 

サーフィン編⑨は「テイクオフについて」です。

サーフボードの上に立つことで、景色、音、波のパワーなど五感で感じる爽快感が格段に上がります。

今回の記事は、テイクオフを成功させるための意識することをまとめた内容になっています。

まずは波を降りるだけでかまいませんので、テイクオフを成功させて波乗り体験を始めましょう。

 

テイクオフを成功させるために必要な準備

テイクオフを成功させるために必要な事前準備には以下の4点があります。

これらは過去の記事で説明させていただいております。

それぞれサーフィン上達には欠かせないことですので、ぜひ改めてご参照ください。

 

テイクオフを成功させるために意識することは、「波のフェイスより前方をキープするようにパドルする」

 

テイクオフを成功させるために意識することは1つです。

「波のフェイスより前方をキープするようにパドルする」です。

これを意識すると、自然と正しいフォームで波に押されてサーフボードが安定し、楽に立てるようになります。

その理由について、文章を区切りながら解説させていただきます。

 

「波のフェイス」について

上下運動の波には誰も乗ることはできませんが、"波が割れる気配"を感じるときからは前方への力が生まれていますので、これを利用することで波に乗ります。(サーフィン編⑤乗れる波を見極めるより)

したがって割れる気配のある波であることが前提条件です。

 

「前方をキープする」について

波が前へ進むスピードは、パドルしてサーフボードを前へ進めるスピードよりも確実に速いです。

したがって、通常はパドルを開始してから波が追い付いてくることになります。

その追い付かれるときに、波の速さに負けないイメージで波の前方をキープするようにパドルすることで、体の重心が前方へ移動します。

体のパーツごとに説明すると、前方向へのパドルをがんばることで、胸が上がらずに肩をより前方へ位置させた状態でのパドルになり、また胸でサーフボードの前方を押さえることで重心が前へ移動します。

「フェイスの形に合わせて板を前へ傾ける」という説明を聞いたことがあるかもしれませんが、板が傾くほど前へ重心を移動させる必要はありません。

あくまで「前方へがんばってパドルする」ことによって重心を少し前へ移動させる程度でOKです。

 

「パドルする」について

前方へがんばってパドルすることで重心が少し前へ移動し、その後波が追い付いて体と板を前へ押し出してくれます。

その押し出す力が得られれば、勝手に前へ進むためパドルは不要になります。

テイクオフのときのパドルの目的は以下の2点です。

  1. 波の割れる気配(テイクオフ可能なエリア)で波が追い付いてくるようにスピードを調節するため。
  2. 追い付かれる直前に重心を前へ移動させるため。

したがって、すでに波の割れる気配を十分感じていれば、パドルを急いでサーフボードを前へ進める必要はありません。

また重心を前に移動させることは、慣れてくれば"がんばってパドルする動き"をしなくても肩と胸の位置を意識すれば可能です。

そのため中・上級者はほとんどパドルしなくてもテイクオフすることができるのです。

 

まとめ

以上の「波のフェイス」より「前方をキープする」ように「パドルする」を組み合わせることで、板が水平のまま波に押されて揚力(プレーニング)が得られ、揚力によって腕をついても板が前へ傾かないように水平を維持してくれるため、簡単に立つことができるのです。

※揚力(ようりょく):飛行機が前方へ進むときに、空気から得られる翼を上に持ち上げる力をイメージしてください。飛行機の翼は空気から揚力を得られる構造になっていますが、サーフボードも波に押されて前へ加速すると、海面から揚力が得られる構造になっています。

 

ちなみにすでに割れてしまった波でも、前方への力があるためテイクオフすることは可能です(いわゆるスープを使ってテイクオフする)。

最初はスープで練習して感覚を掴んでおくことも有用かもしれません。

しかしフェイスから得られる力は、スープからの力よりも海のパワーを感じることができますので、爽快感が全然違います。スープの練習はあまりこだわらなくても大丈夫です。

 

テイクオフする時は、「波のフェイスより前方をキープするようにパドルする」を意識して練習してみてください。テイクオフの精度が上がり、成功する確率が高まると思います。

 

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。