くろまめマスターのブログ

あなた自身が名医です。自分の体の声を聞いてみましょう。

娘の便秘と闘うこと3年…。ようやく出口が見えてきました。

こんにちは、くろまめマスターと申します。

今回は「子供の便秘」の話です。

 

現在4歳半になる娘は、3年前から便秘になってしまいました。

便秘のきっかけは、ずばり”夏”です。

梅雨があけて急に暑くなり、汗をたくさんかくことで水分が不足していたようです。

それまで2日に1回は自然にうんちがでていましたが、4-5日に1回カチカチのうんちを出すようになってしまいました。

うんちは硬くてお尻が切れてしまうほどで、毎回泣きながら少し血が混じったうんちをするようになりました。

それからは”うんちをすると痛い”と考えるようになってしまい、「痛いからうんちを我慢する」→「うんちがだんだん硬くなる」→「出すときに痛い」→「さらに我慢する」…という悪循環が生まれてしまいました。

 

便秘との闘い

娘の便意を待っているだけでは状況は悪くなる一方であるので、まずは定期的に浣腸して硬くなる前に便を出そうとしました。

浣腸をすればうんちは必ず出てくるので、4-5日待つ必要はなくなりました。

しかし、「うんち出したら楽になるよー」と言いながら、妻と二人がかりで娘を押さえつけて浣腸しますので、当然娘は嫌がり大泣きです。

浣腸液の刺激で5-10分くらいすると便意がでて、うんちを出そうとしますが、その頃にはすでに泣きつかれてヘトヘトの状態です。

さらにうんちが硬ければお尻が切れて痛くてまた泣きだすので、まさに娘にとっては「泣きっ面に蜂」状態だったと思います。

何とかうんちが出たものの、顔を涙と鼻水でぐしゃぐしゃにしながら疲れ果てて寝ていく娘の姿をみて、本当にこれでいいのだろうか、と自問する地獄の日々が続きました。

 

 

そもそも、「便は毎日出すもの」と夫婦ともに考えていましたので、毎日うんちが出ないと子供がかわいそうと思っていました。

振り返って考えると、そういった固定観念で夫婦、子供3人とも苦しんでいたのです。

 

そんなある時、義理の妹の話を聞きました。

同い年の子供をもつ義理の妹に、子供のうんちどうしてる?と聞いたところ、こんな答えが返ってきたのです。

「え?えーっと…わかりません。たぶん保育園でしてると思うんですけど」

 

またある時、妻の親に相談してみたところ、これまたこんな答えが返ってきました。

「え?1週間に1回でてたらええんと違う?」

 

くろまめ家は夫婦ともに衝撃を受けました。

うんちって毎日出すものじゃないの?

子供がうんちしてるかどうか分からんって何??

 

ただ、そんな二人の話を聞くと、少し気持ちが楽になりました。

泣きながらうんちを出す娘の姿を見るのには耐えられないので、なるべく浣腸しない方針に変更しました。

うんちをやわらかくしておけばお尻は切れないので、そのための薬を続けながら、5日目まで待ってうんちが出たらOKという方針としました。

 

ただし3-4日うんちが出ないと、徐々に食べる量が減っていくので、「お腹が苦しいのかなぁ」と不安になり、親としては焦りが強まっていきます。

うんちが出なくてもトイレには座らせていたので、その間「がんばれ、がんばれ」と励まし続け、何とかうんちを出させようとしてました。気を紛らわそうと娘が話しかけてくるので、「うんちに集中!」と黙らせていました。30分くらい座ってもでなければ、「また明日の朝がんばろうね」と声かけをしていました。

 

今思うと、娘にとってどれだけつらかっただろうと思います。

家には親子3人しかおらず、そのうちの親2人からずっとうんちをだすようプレッシャーをかけ続けられていたわけですから。

 

そんな調子で3年が経ちましたが、うんちを我慢するクセはなかなかとれませんでした。

 

2021年6月のある日、ふと思い浮かんだことがありました。

幼稚園では夏になると「魔法の水」といって先生が子供たちに水分補給をさせているとのことでした。

それならば、と”おまる”に座っている娘に「うんちが出る魔法の水だよー」といって、普通の水をコップに入れて娘に渡しました。

妻は不思議な顔をしていましたが、なんとなく3人で座りながらとりとめのない話をしていました。

すると5分くらいしてから、娘が「うんちがでそう」と自分から言い、見事なうんちをしたのです!

自分も妻もびっくりしましたが、とりあえず「魔法の水いいねー」とさりげなく娘に言って皆で喜びました。

それからは2日に1回おまるに座り、毎回「魔法の水」といって普通の水をコップに用意しました。

「やっぱり出ない…」と言ってもあきらめず、2回、3回と水をすこしずつ飲むことで、うんちが出せるようになりました。

1か月くらいたつと、娘が「魔法の水はもういらない」と言ってきました。

どうやら何かをつかんだようで、魔法の水なしでもうんちを出せるようになりました。

 

便秘との闘いで学んだこと

自分たちなりに本やインターネットの情報をもとに勉強したり、実際に病院へ行ったりもしましたが、一番大事なことは”ハードルを下げてあげること”であったと感じます。

うんちについてはやわらかい状態にしてあげて、出したいときに出せるようにしておくこと。

そしてプレッシャーをかけないことが大事であったと痛感しました。

 

「今日はうんち出そうねー」、「うんちをする時はしゃべらず集中する」、「また明日がんばろう」といった声かけは、全て子供にプレッシャーをかけていました。

まずはプレッシャーから解放してあげることが必要でした。

娘にとっては水を飲みながらリラックスしておしゃべりすることが、プレッシャーから解放される方法だったのです。

 

まとめ

医師でありながら自分の子供の便秘も治せないのか、と情けなくなりましたし、何より子供が泣きながらうんちする姿を見ることはとても耐えられない日々でした。

しかしその不安や不満が娘にとってはプレッシャーとなって、逆効果になっていたのです。

もしかしてこの子は便意を感じることがないのでは、と心配したこともありますが、今では自分から「うんちが出そう」と言ってくれることもあります。

今年の夏はようやく、泣きながらうんちする娘の姿を見ずに済みそうです。

うんちする時はまだオムツしたままおまるに座っていますが…

 

参考になった絵本の紹介

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この絵本は最近図書館で借りてきたものです。

うんちの絵が気に入って娘が選んだものですが、内容をみてびっくりしました。

深呼吸や水を飲むことで、落ち着いてうんちの準備をさせる手順が書いてあり、くろまめ家が悩みながら最終的にたどり着いた考え方と同じだったのです。

正直もっと早くこの絵本と出会っていれば…と思いましたが、自分たちで気づけたことは良かったと感じています。

子供の便秘に悩んでいる親御さんは、是非参考にしてみてください。

 

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。