くろまめマスターのブログ

あなた自身が名医です。自分の体の声を聞いてみましょう。

50歳代男性について、その奥様からの健康相談②

こんにちは、くろまめマスターと申します。

最近とある医師相談サイトに登録しまして、自分の専門分野に関する質問に対してお返事させていただいております。

 

前回のご質問に対して、質問者様の薬について個人的に思うことを説明させていただきます。

 

前回質問いただいた方は、血圧とコレステロールの薬を週に3回飲んでいるとのことでした。

 

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、血圧とコレステロールの薬については、基本的に1日1回飲む場合がほとんどです。

1日に朝と晩の2回飲む必要がある薬もありますが、2日に1回という薬はありません。

 

ではなぜ2日に1回飲むようになっているかというと、勝手な推測ではありますが、しっかりとした治療が必要なほど、血圧もコレステロールも高くない場合が考えられます。

 

血圧が高いことも、コレステロールが高いことも、基本的には生活習慣が原因です。

そして生活習慣を見直すことで改善することも十分期待できます。

 

病院で薬を渡されると、それだけで安心される方が多いように感じます。

薬を飲めば健康を取り戻せると思われることもあるかもしれません。

しかし血圧やコレステロールなど生活習慣病の薬については、決して病気を治すものではありません。

薬を止めたら元に戻ります。

 

必要なことは、生活習慣を見直すことです。

前回の相談者様は、改めて運動を取り入れようと考えられました。

実は運動も血圧やコレステロールの治療になりますので、運動を続けることで2日に1回飲んでいた血圧とコレステロールの薬であれば、飲む必要がなくなるのではないかと感じます。

そうなって初めて、健康を取り戻したと言えるのではないでしょうか。

 

とはいえ、生活習慣を変えることよりも、薬を飲むことを選ぶ方もおります。

私と同期の医師は高血圧の診断をうけましたが、「高血圧の薬を始めるから、これで好きなラーメンを我慢しなくていい!」と喜んでいました。

 

考え方はひとそれぞれなので、薬を手放すことが正解で、生活習慣を変えられないことが失敗と決めつけることはできません。

人生は楽しんだ人が勝ちであり、ただ長生きするだけが正解ではないと思うからです。

 

ただ、薬をもらって安心し、病気が治ったと勘違いすることは危険です。

実際には治っていません。先延ばししているだけです。

これを理解したうえで、自分の体を改めて確認し、相談者様のように自分の体に合った健康的な生活習慣を実践していただきたいと思います。

 

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。